分厚くなった肥厚爪、斜めに生えた変形爪はサイズが合っていない靴や脱げないよう指を浮かせ靴に爪が当たっていたり、薬の副作用の影響、歩行時地面からの圧力不足、爪白癬など様々な要因が考えられます。ひどい肥厚爪になると、上向きに肥厚し続け靴下も靴も履けず、痛みを発することもあります。
肥厚爪は爪と皮膚が剥がれていることが多く、隙間にゴミや角質が詰まることでくっついているように見えますが、ほとんどが木が朽ちているようなスカスカな状態です。放置していて自然にくっついたり、治ることはありません。むしろ引っかかってボロボロと崩れていき、皮膚を傷つけることもあるため適切なケアが必要です。しかしケアできる人が周りにいないのも現状です。
認知症で車椅子生活の方にも多く見られ、炎症を起こしていても痛みを感じづらいため、気付くのが遅れることもあります。
まずはお掃除を行い、適切な薄さにしたうえで長さを整え、新しい爪が生える準備をしましょう。
ケアをすることで、介助者の負担も減らすことができます。
化膿や皮膚に異常がある場合は、先に皮膚科の受診をおすすめします。
糖尿病や透析治療中の方の施術はできかねます。まずはかかりつけ医にご相談ください。
施術前の状態
爪表面を少しづつ薄く削りながら長さを切っていきます
爪と皮膚がくっついておらず空洞になっています。この空洞にゴミや垢が溜まることで菌の温床となります
肥厚爪は水分が少ないため、木の空洞化のようにボロボロ状態です
施術後
覆いかぶさっていた爪が皮膚を押しており、跡が付いています
医療機関ではないので、各種保険はご利用できません。
メニュー | 内容 | 料金(税込) |
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肥厚爪ケア | 重度/1趾につき | 5,500円 |