靴のサイズ選びについて
投稿日:2024年4月9日
福岡は先日桜ちらしの雨が降り、店の前にも桜の花びらが舞っております。
これはこれで風情があり嬉しいものです。
さて久しぶりの今回のブログは「靴のサイズ選びについて」です。
当店は岡本製甲という会社が作っている足袋スニーカーを取り扱っています。
福岡には当店しか置いている店がないので、口コミやネット検索などでご来店くださり
飛ぶように売れています。
ご来店の際、今履いている靴のサイズを伺うと、正しいサイズより1~1.5㎝ほど
大きめを履かれている方がとても多いことに驚きます。
一番多い理由が「足の幅が広いので、上のサイズを選ぶ」というもの。
百歩譲って上のサイズを買ったとして、ほとんどの方が肝心の靴ひもをしっかり締めていません。
当店のスニーカーを試し履きしていただく際に、履いてきた靴をどう脱ぎ履きするか
そっと見ていますが、紐をほどかず脱ぐ⇒かかとに指を入れてスッと履く方がほとんどです。
大きいサイズで紐が緩いと歩行の際、靴の中で足が前にズレています。
インソールを取り出し、その上に踵を合わせて足を置いてもらうとつま先が余ることあまること!
そして余ったところに足指の跡が・・・。靴の中で足が前にズレている証拠です。
そんな靴で起こることは・・・
(1)重さが増し、足首を使わないペンギン歩きになる
(2)靴の中で無意識にずれるのを防ぐため指を浮かせている、もしくはギューッと縮こまっている
(3)つま先に靴があたり、指先が固くなっている
(4)足指に圧力がかからないため、巻き爪になりやすい
(5)歩行時、指を使わないため足底筋が衰え偏平足や外反母趾を引き起こす などなど。。。
まだまだ書ききれないほど、たくさんの不都合が起こります。
結論は「幅が合わない靴は足に合っていないから買わない!!」ということです。
幅を求めて大きめサイズを買ったものの、インソールを取り出しその上に足を置くと、インソールから
足がはみ出しているなんてことも・・・
みなさまもぜひ一度自分の靴からインソールを取り出し、かかとをしっかり合わせて足を置いてみてください。
いろんな発見があるはずです。
そして正しい靴紐の締め方は・・・
どうぞ店頭へお越しください(^^)/